「コモンサカタザメ」を展示

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20190929/3060002820.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

シャベルのような平らな頭の形が特徴のエイの一種「コモンサカタザメ」の親子が魚津水族館で展示されています。

「コモンサカタザメ」は、日本海では新潟県から九州にかけて生息していて、
サメという名前がついていますがエイの仲間で、頭の部分がシャベルのように平らな形をしており、
その形から英語では「ギターフィッシュ」の名が付いています。

今年7月に、1匹が入善沖の刺し網にかかって水族館に運び込まれ、
様子をみるため飼育していたところ、親と姿が同じ子どもが8匹生まれました。
エイは、卵を胎内で孵化させて子を産む「卵胎生」の生き物で、親は全長65センチ、子どもは20センチ。
親子ともエサをよく食べ元気なことから、水族館では9月から展示を始めました。

「コモンサカタザメ」の子どもは、親に比べよく動き、アクリルガラスに腹を付けて水槽をのぼったり、
全身をくねらせなら砂の上をはうように泳いだりと、かわいい姿を見せていました。

魚津水族館の泉拓朗飼育員は
「えらの位置でサメとエイの違いを見分けることができます。
親子の展示は珍しく、そうした生態もわかりやすく展示しているので、ぜひ見に来て欲しい」
と話していました。

09/29 13:09