3日の香港株式相場は上昇。香港が公共の場での集会でフェースマスク着用を禁止するため緊急権限を発動するとの報道を受け、一時の下落から上げに転じた。

  ハンセン指数は前日比0.3%高の26110.31で終了。取引時間中には0.9%安となる場面もあった。香港上場の中国本土銘柄から成るハンセン中国企業株(H株)指数は0.4%高で引けた。

  香港の放送局TVBによれば、香港行政会議は4日の特別会合開催後、約半世紀ぶりの「緊急状況規則条例」発動を通じた覆面禁止法の制定を発表する。関係者が述べたとしているが、関係者名は明示しなかった。

  UOBケイ・ヒアン(香港)のエグゼクティブディレクター、スティーブン・レオン氏はこの報道について、「少なくとも投資家に抗議行動を落ち着かせる方策になり得るとの一定の期待を抱かせた」と指摘した。
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Bloomberg
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