関西電力の幹部らが、福井・高浜町の元助役から多額の金品を受け取っていた問題。
毎日新聞は7日の東京朝刊で、金品を渡した元助役を「関西電力エリートを手玉に取ったモンスター」と称し、これまでマスコミのタブーとされてきた「同和案件」についても言及している。  

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原発誘致の中心、元助役の錬金術を暴くルポはかねて出版されていた。
「原発のある風景」(柴野徹夫、未来社、1983年)
▽「誰も書けなかった若狭湾『原発銀座』の巨大利権」(一ノ宮美成、「別冊宝島」2011年11月刊所載)――である。  

元助役は、助役に昇任する前、町職員に採用された69年から72年まで、部落解放同盟高浜支部の書記長だった(高浜町同和教育25周年記念誌)。
前掲ルポによれば、この人物が、当時の解放同盟の差別糾弾闘争を主導し、その威勢をもって町政を支配した。  

ルポは、関電への原発マネー還流までは触れていないが、元助役が、部落解放運動を利用して自分に刃向かう勢力を退け、関電から裏金を受け取った――という当時の町議らの証言を書き留めている。
出典:風知草:関電高浜問題の意味=山田孝男 ? 毎日新聞
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