川崎市は10日、人口が同日で153万人を突破し、153万457人になったと発表した。152万人を超えた4月から、わずか6カ月で1万人増えた計算になる。市の人口は5月に神戸市を抜き、政令市で6位になったばかり。

 市統計情報課によると、1万人増に要した期間をみると、直近10回の平均は10・3カ月、直近5回の平均は9・4カ月と短縮傾向にある。今回の6カ月は、149万人から150万に増えた2016〜17年の時に並び、直近10回の中で最短だった。

 最近5年間でみると、毎年約1万2千〜4千人ペースで増加。市は30年に158万6900人でピークを迎えると予測する。

 同課によると、1924年の市制移行時に約5万人だった市の人口は、都心に働くサラリーマンのベッドタウンとして急増。73年に100万人を超え、平成初期のバブル期は毎年1万5千人以上の人口増を記録した。その後も武蔵小杉や新百合ケ丘周辺の開発で増え続け、2017年に150万人を超えた。平成の人口増加率は29・22%で、政令市トップとなっている。

10/11(金) 5:00
カナロコ by 神奈川新聞
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