公開:19/10/11 14:50

関西電力など電力8社と関連会社、日本原子力発電、電気事業連合会が2017年、自民の稲田朋美幹事長代行の資金管理団体から、政治資金パーティー券112万円を購入していたことが明らかになった。

パーティー券は政治資金規正法で20万円以下は記載義務がない。パーティーは17年7月に開催予定だったが、稲田防衛相(当時)が、九州豪雨の際、防衛省を離れ、批判が出たため中止になった。このため、返却について報告書に記載するハメになり、パー券購入が明るみに出た。

 電力会社は、70年代のオイルショック以降企業献金を自粛しているが、表に出ないパー券をコッソリ買っている実態が浮き彫りになった。稲田氏以外にもパー券を買ってもらっている政治家はウジャウジャいるのだろう。

 森山元助役(故人)からの献金に続き、多数の原発関連会社のパー券購入で、原発関連会社にとって稲田氏がキーパーソンであることを示している。
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