※いーがぶなんでもあり

日時 令和元年10月11日(金)18:46〜19:05
場所 防衛記者会会見室
備考 河野防衛大臣閣議後会見

1 発表事項
冒頭2件ございます。

本日の閣議におきまして防衛省の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案」の国会提出が閣議決定されております。
一般職の国家公務員の給与改定に準じて給与改定を行うとともに、自衛官候補生及び一般曹候補生の初任給を引き上げる内容になっております。

台風19号が非常に強い勢力を保ったまま、12日夕方から夜にかけて、東日本に接近し、上陸するおそれがありますので、
今朝、私の方から、迅速かつ的確な初動対応のための態勢を構築すること、先行的かつ積極的に情報収集を実施するとともに、
被害が確認された場合には、迅速かつ的確な救援活動を実施すること、という指示を出したところでございます。
現時点で1万7千人の即応態勢をとると同時に、東京都庁、千葉県庁並びに千葉県内全市及び町に連絡員を派遣いたしました。
今後、神奈川県庁等、関係する自治体に連絡員を出す予定でございます。
私が防災大臣をやっていた時に、この気候変動に関して、おそらく風水害が日本でもこれから強まっていく中で、首都圏での大洪水、
例えば荒川が決壊をするというようなことが、今後想定され得るという議論がございました。防災4.0という有識者会議ですが。
今回そのおそれが無きにしも非ずということで、先ほどの関係幹部会議の中で、首都圏の洪水に、万が一そうした事態が発生した時に
きちんと備えができるよう、資器材などの確認をするように要請をしたところでございます。
失礼、千葉の県庁には出しましたが、千葉の市と町は今、これからリエゾンを出すところでございます。

※立て子注 リエゾン=災害対策現地情報連絡員

2 質疑応答

※中略

Q:台風19号の関係ですが、連絡員はどれくらいの規模で派遣をするのかということと、千葉の方に多めに出すというお考えは、
台風15号の影響があったからということなのでしょうか。

A:千葉県は、15号でブルーシートの展張なり、あるいは、倒木なり影響を受けているところに、またこの19号がくる訳ですから、
そうしたことも踏まえて、千葉県については特に、市、町レベルにも早めに展開をしていきたいと思っておりますが、
東京、千葉に限らず、必要と思われるところには連絡員を出す調整をしていきたいと思います。
現時点で8県、69ヵ所、152名を、予定を含み出すことにしたいと思います。

※中略

Q:ツイッターに関してですが、大臣は、108万くらいのフォロワーが付いていると思うのですが、改めて、なぜ、ツイッターという
メディアを使おうと思われたのかということと、先程の「発信をしていきたい」と話をしておりましたが、メディア特性として、
拾うこともできると思います。その辺りはどのようにしていこうとお考えでしょうか。

A:SNS全般の中で、様々な年齢層の方が御覧になっているのが、ツイッターということで、副大臣のご提案ですが、
そういった判断があったのだろうと思いますし、情報を流すという意味で、即時性もありますから、まず、ツイッターでやっていく、
他のことをどうするかということは、また、後程考えていきたいと思っております。
情報の発信は、しっかりとやりたいと思っておりますが、ツイッターで情報を拾うというのは、難しいと言いますか、どんどん
リツイートされたりすると、情報自体が古くて、熊本のときに、ツイッターの情報と現場が齟齬をきたしていたということがありました。
それから、ツイッターで情報が寄せられ始めると、かなりの量になるので、これを収集・分析しているリソースが相当なものになる
ということで、あとは、情報が古くなったり、現実と合っていないということもありましたので、ツイッターでの情報収集というのは
考えておりません。熊本のときの、私の功績の一つに、ツイッターの分析を止めろと言ってくれたということが、現場からあった
くらいのものですから、こちらから、様々な情報をお知らせするということにしたいと思います。
情報を吸い上げるのは、自治体経由なりで、そのルートから情報を頂戴して対応するということにしていきたいと思います。

※以下省略。記事の全文は下記ソース元にてご確認ください。

防衛相・自衛隊公式ホームページ
https://www.mod.go.jp/j/press/kisha/2019/1011a.html