https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191012/k10012126461000.html

台風19号の接近に伴う大雨でダムの水位があがっていることを受けて関東甲信越で
12日夜から行われていた5つのダムの緊急放流はすべて終了しました。

緊急放流は異常洪水時防災操作と呼ばれ、通常の放流と異なって、これ以上ダムに水をためられないと
想定される際に、ダムに流れこんでくる大量の水を下流に流す操作です。

関東甲信越では12日夜以降、緊急放流を行っていた長野県伊那市にある美和ダム、
茨城県常陸太田市にある竜神ダムと、北茨城市の水沼ダム、それに神奈川県相模原市の城山ダムと
栃木県那須塩原市の塩原ダムの5つのダムはダムへの流入量が減ったことなどからいずれも緊急放流を終了しました。

一方、栃木県は緊急放流を行う可能性があるとしていた日光市の中禅寺ダムについて、
水位の上昇ペースが予想を下回ったとして、緊急放流を行わないことを決めました。