10/13(日) 20:15配信読売新聞オンライン
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191013-00050082-yom-soci
 12日午後9時40分頃、川崎市川崎区東扇島の約3キロ・メートル沖合で、台風19号による荒天で停泊していたパナマ船籍の貨物船「JIA DE」(乗組員12人、1925トン)の船舶自動識別装置(AIS)の位置情報が途絶えた。第3管区海上保安本部(横浜市)が捜索したところ、13日午前3時頃、海中に沈んでいるのが発見された。乗組員4人は付近で救助されたが、5人は船内や千葉県富津市沖で死亡しているのが見つかり、3人が行方不明という。

 同本部によると、同貨物船にはミャンマー人3人、中国人7人、ベトナム人2人が乗っていた。金属くずなどのスクラップを積み込むため、9日に川崎港に入ったが、台風の接近に伴い、沖合で停泊していたところ、12日夜に位置情報が消えた。

 救助された乗組員は「船内に水が入ってきた」と話しているという。