国内で最多の結核病床を持つ阪奈病院(大阪府大東市)で今年8月までの2年間に、結核の入院患者19人が抗生物質がほとんど効かない細菌「薬剤耐性アシネトバクター」に院内感染し、18人が死亡していたことが判明した。

うち1人は発症し、死亡との因果関係が極めて高い。

感染症法は発症が確認された場合、医療機関に保健所への報告を義務付けているが、病院側は7カ月にわたり報告せず、地元の四條畷保健所は厳重注意した。

病院などによると、感染したのは58〜97歳の男女19人で、大半が高齢者だった。うち18人が亡くなり…

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https://mainichi.jp/articles/20191017/k00/00m/040/002000c