敦賀の暴力団に請求妨害防止命令

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/20191016/3050003197.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

去年2月、みかじめ料の支払いを断ったため暴力団員に殴られてけがをした男性が
損害賠償を請求したのにあわせて、県警察本部は、敦賀市の神戸山口組系の暴力団の組長に対し
損害賠償の請求を妨害しないよう暴力団対策法に基づく命令を出しました。

命令を受けたのは、神戸山口組の井上邦雄組長(71)と敦賀市の神戸山口組系の暴力団「正木組」の
正木年男、本名、朴年男組長(72)です。
去年2月、正木組の組員が県内の飲食店の経営者の男性に対しみかじめ料を要求しましたが、
断られたことから暴行を加えたうえ、現金3万円を奪ったとして
強盗傷害の罪で懲役6年の実刑判決を受けています。

被害者の男性が、正木組の組長などに損害賠償を請求したことから、県警察本部は16日、
暴力団対策法に基づきこの請求を妨害する行為を禁止する仮の命令を出しました。
また、兵庫県警も、神戸山口組の組長に同様の命令を出しました。

この命令は、神戸山口組傘下のすべての暴力団員に対して、男性や男性の家族などに対し
正当な理由がないのに面会を求めたり、電話をかけたりすることなどを禁じるものです。
県内で損害賠償請求の妨害行為を防止する命令が出されたのは、これが初めてだということです。

10/16 19:03