神戸市立須磨海浜水族園は、両前肢の一部を失い人工ひれで泳いでいた雌のアカウミガメ「悠ちゃん」が、病気で衰弱して死んだと19日までにホームページ(HP)で明らかにした。11月3日まで園に献花台を設ける。

 悠ちゃんは2008年、紀伊水道で保護された。両前肢はサメに襲われたとみられ、09年から人工ひれの開発が始まり、試行錯誤を経て14年に完成した。
 HPによると、今年9月中旬から健康状態が悪くなり、9月26日に死んだ。「全国から多くの方が会いに来てくださいました。これまでのご支援感謝いたします」としている。

https://www.daily.co.jp/society/human_interest/2019/10/19/0012803574.shtml
https://www.sumasui.jp/info/2019/10/post-250.html
https://www.sumasui.jp/info/20191016YUU-HP1.jpg
https://www.sumasui.jp/info/20191016YUU-HP4.jpg