県が長野県ふるさと納税業務代行

台風19号で被害を受けた人たちを「ふるさと納税」の寄付で支援する動きが広がる中、被災した自治体の事務作業を軽減するため、福井県は、長野県への寄付の受け付け業務の代行を始めています。

台風19号の被害を受けた地域の人たちを「ふるさと納税」の寄付で支援する動きが広がっていますが一方で、寄付を受ける自治体は、災害対応にあたりながら受け付けの事務作業の負担が増すことになります。
このため福井県は、千曲川の氾濫などで大きな被害が出た長野県の寄付の受け付け業務を代わりに行うことになりました。
県によりますと、福井県と長野県などは、ちょうど9月の災害時に、ふるさと納税の受け付けなどの事務作業を支援し合う制度の運用を始めたばかりで、今回、長野県からの要請に基づいて初めて行うということです。
県によりますと10月16日から、代理での寄付受け付けを開始し、19日午前10時現在で369件、723万円を超える寄付の申し込みが寄せられたということです。
業務を担当する県定住交流課は「被災地の方々は大変な苦労をしていると思います。困った時はお互いさまという助け合いの精神で協力していきたい」としています。

※ ソースに動画あります
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/20191019/3050003222.html
10月19日 17時26分 NHK