「即位礼正殿の儀」に参列するため来日していたフィリピンのドゥテルテ大統領(74)は22日、体調不良のため饗宴(きょうえん)の儀への出席を
取りやめた。長女でミンダナオ島ダバオ市長のサラ・ドゥテルテ氏が代わりに出席すると大統領報道官が発表した。

 発表によると、ドゥテルテ氏は数日前にバイクで転倒し、「骨盤近くの脊柱(せきちゅう)に耐えがたい痛み」があるという。滞在予定を前倒しして
帰国し、23日に診察を受ける。ドゥテルテ氏を巡っては健康を不安視する声が強まっている。今月5日には、自ら演説中に筋力が低下する
「重症筋無力症」を患っていることを公表していた。【ジャカルタ武内彩】

毎日新聞
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