「音速ハリネズミ」の異名で世界的に人気な日本のゲームキャラ「ソニック」が、欧州宇宙機関(ESA)が計画する木星探査機の観測装置のロゴになった。ソニックファンの研究者が「探査機のアンテナがハリネズミの針にそっくり」と画像の使用を打診したところ、開発元のセガゲームスが快諾、デザインにも協力した。探査機のロゴにゲームキャラが登場するのは極めてまれだ。

 ESAが計画するのは、木星氷衛星探査「JUICE(ジュース)」。2022年に打ち上げ、29年に木星に到着してガスに覆われた巨大惑星の誕生の謎に迫る。氷に覆われた衛星ガニメデやエウロパに近づき、地下にあるとされる海を調べて地球外生命の可能性も探る。

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朝日新聞デジタル
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