米国人プロデュース「怖すぎる」お化け屋敷 

 ハロウィーンに合わせ、26、27日の2日間、京都市左京区花背の山村都市交流の森にお化け屋敷が登場する。花背在住の米国人男性がプロデュースし、地元住民らが協力。手作りながらも本格的な怖さが人気で、今年は交通事情を考慮し昼からオープンする。主催者は「大人も子どもも楽しめる仕上がり」と、自信を見せている。

 映画史研究者のスチュワート・ガルブレースさん(53)が企画し、地元住民らでつくる花背お化け屋敷実行委が主催する。ガルブレースさんが、約10年前に同区岩倉の自宅でハロウィーン企画として始めたのがきっかけ。転居した2016年からは花背の自宅で開催し、昨年から交流の森内にある2階建てロッジに会場を移した。
 突然動き出す電動仕掛けのお化けや米国から取り寄せた特注のゴリラの着ぐるみ、ゾンビなどが登場し「怖すぎる」と途中でリタイアする子どもも多いという。ガルブレースさんの妻で実行委員長の西幸代さん(53)は「今年は子どもも楽しめるように、1階は少しゆるい感じにした」と話す。中学生ら地元住民がお化け役を務め、飲食ブースも設ける。
 ガルブレースさんは「毎年少しずつ良くしようと思ってつくっている。日本のお化け屋敷との違いも楽しんでほしい」と話している。入場料500円。


お化け屋敷開催に向けて会場の準備をするガルブレースさん (京都市左京区・山村都市交流の森)=西幸代さん提供
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2019年10月24日 9:21 京都新聞