https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191029/k10012155571000.html


国民生活センター 被災地を対象に消費者ホットライン開設へ
2019年10月29日 18時43分大雨

台風や豪雨で各地で被害が相次ぐ中、災害に便乗した悪質業者による被害を防ごうと国民生活センターは、被災した地域を対象に11月1日から無料のホットラインを設けて、消費者からの電話相談を受け付けることになりました。

先月以降、台風15号や台風19号の大雨では、多くの住宅が浸水するなどの被害が出ていることから、災害に便乗して住宅の補修に通常よりも高額な代金を請求するなどの悪質業者によるトラブルが増えるおそれがあると懸念されています。

このため国民生活センターは、11月1日から被害が大きかった東北や関東など14の都県を対象に、消費者が無料で電話相談できるホットラインを設けることになりました。

電話相談では、安心できるリフォーム業者の探し方や、トラブルにあった際の対応などについて、専門の相談員がアドバイスを行うということです。

専用ダイヤルの番号 (リンク先に電話番号あり)

携帯電話からも相談ができ、土日も含めて午前10時〜午後4時まで受け付けるということです。

<対象地域:14都県>
岩手、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、新潟、長野、静岡。

29日の閣議後の会見で、衛藤消費者担当大臣は「リフォームトラブルや義援金を集めるといったあやしい勧誘は被災から時間がたってから急激に増えてくるものなので、ぜひホットラインを利用してもらいたい」と述べました。