0001ガーディス ★
2019/10/30(水) 10:33:19.35ID:ePSwwLQ49“空飛ぶタクシー”などの事業計画を進めているUber Elevateを率いるエリック・アリソンは、デトロイトで10月28日(米国時間)に開催された「Forbes Under 30 Summit」で、ドローンに重い荷物を運ばせる準備が整ったことを明らかにした。Uberによると、同社のドローンは垂直離着陸に対応した6基のローターを搭載し、飛行のさらなる効率化によって航続距離は18マイル(約29km)、滞空時間は18分で、大人ふたり分に十分な量の食事を運べるという。
Uberはこのドローンの設計や生産を担う企業については明らかにしていない。同社は空飛ぶクルマの事業を進めているUber Elevateのプロジェクトにおいて、ベル・ヘリコプター、エンブラエル、オーロラ・フライト・サイエンスなどの企業と提携しているが、これらの企業は宅配向けの航空機はつくっていない。Uberは新しいドローンの初飛行を年末までに実施し、来年の夏にサンディエゴで試験運用を始めるという。
ドローンが配送するのは“中継地点”まで
Uberのほかに、グーグルの親会社であるアルファベットの研究部門「X」からスピンアウトしたウィングが、消費者がドラッグストア大手のウォルグリーンに注文した商品をドローンで家の庭まで運ぶサーヴィスを、ヴァージニア州で展開している。だが、Uberはドローンを家まで飛ばすつもりはないようだ。
代わりにUberの計画では、注文された料理をレストランから飛ばし(店舗の従業員がドローンに商品を積み込む)、“中継地点”まで運ばせる。そこでUber Eatsの配達員が商品を受け取り、空腹で待ちかねている顧客のもとへと届けるという流れだ。
こうした仕組みにすることで、Uberは飛行ルートを絞り込み、オペレーションを簡略化できる。結果として、どうすれば顧客の家の庭や私道、テラスなどに安全に着陸できるかを心配しなくて済むわけだ。
つまり、ドローンが人間の配達員に置き換わるわけではない。Uberが長期的にドローンにやらせようとしているのも、人間が運転するクルマの上に取り付けられた容器などに料理を落とすところまでだ。あくまで料理を運ぶプロセスをより効率的にするという発想である。
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