2019年10月31日 8時10分
https://news.livedoor.com/article/detail/17311792/

「地方の人は都会で暮らす人よりも結婚が早いって言いますけど、その環境のせいでなかなか結婚できない友人がいます」

 そう話し始めたのは都内に住む主婦の羽柴由利さん(仮名・35歳)。北関東出身の由利さん、地元では若くして結婚する女性が多く、そのなかで今も独身の女友達のことを「心配している」と言うのです。

 厚生労働省が発表した「平成30年(2018)人口動態統計月報年計(概数)の概況」の「都道府県別にみた夫妻の平均初婚年齢」をみると、確かに東京都が男女共に最も初婚年齢が高く、男性は32.3歳、女性は30.4歳。ほか、ほぼすべての県が、女性の初婚年齢は29歳台でした(京都府のみ30.0歳)。

 では北関東に住んでいる由利さんの友人を取り巻く環境とは、どのようなものだったのでしょうか。

◆シングルマザーたちに1人混ざる独身女性

「地元で小学校から高校まで仲の良かった親友のカナという子がいるんです。私は大学から上京して東京で就職、結婚をしたのですがカナは高校卒業してすぐに地元の企業で働き始めたので地元から出たことがないんですよね。田舎なので他の女友達が次々と結婚していくなか、カナだけが最後まで結婚しなかったんです」

以下ソースで