京都市中心部の四条河原町にある「京都マルイ」が2020年5月末に閉店することがわかった。阪神地域からもアクセスしやすい同店一帯は古くから高島屋や大丸などが軒を連ねる京都の一等地。近年はインバウンド(訪日外国人客)の急増を背景に新規出店が加速し、競争が激化していた。今後、マルイの店舗跡活用策と新店を含めた一帯の集客競争の行方に注目が集まる。

京都マルイは11年、住友不動産が所有する商業ビルの地下1階から地上6階にオープンした。首都圏が地盤のマルイとしては神戸、大阪に次ぐ関西3店舗目にあたる。百貨店「四条河原町阪急」の店舗を引き継いだが、…

2019/10/31 20:05日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51653990R31C19A0LKA000/