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2019/11/09(土) 03:00:01.38ID:S71xUbZ29全国初 郵便局が銀行業務一部請け負いへ 奈良
2019年11月8日 19時04分
地方の金融機関を取り巻く経営環境が厳しさを増す中、日本郵便は奈良県の南都銀行と提携し、全国で初めて郵便局が銀行業務の一部を請け負うことになりました。
発表によりますと、日本郵便は南都銀行と提携し、来年3月から、奈良県内の一部の郵便局で銀行業務を請け負うことになりました。
具体的には窓口での通帳の記帳や、住所や氏名の変更などの手続きをできるようにするほか、南都銀行のATM=現金自動預け払い機を郵便局に設置するということです。
事務手続きを請け負うのは郵便局1か所で、ATMの設置は複数の郵便局で導入し、利用状況を見ながら対応する郵便局を増やしていくとしています。
郵便局で銀行の事務手続きを行うのは全国で初めてです。
地方の金融機関をめぐっては、人口の減少を背景に、店舗やATM網をどう維持するかが課題になっていて、南都銀行も店舗網を再編する方針です。
一方で、全国に2万4000の郵便局を持つ日本郵便にとっては、手紙やはがきの配達が減少する中で、新たな収入源が求められていて、地方銀行との連携を積極的に進め、手数料収入などを増やしたいねらいがあります。
日本郵便は「地域の金融機関との連携を進めることで新しい層の客に足を運んでもらえる。他の地域からも話が来れば前向きに進めたい」としています。