大洲城宿泊体験へ実証実験

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/20191109/8000004966.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

来年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて外国人観光客を呼び込むため
来年度から城に宿泊できる体験事業を始める予定の愛媛県大洲市の大洲城で、
8日、実際に宿泊して安全性などを確認する実証実験が行われました。

実証実験には、大洲市の観光大使を務める演歌歌手の伍代夏子さんや、
市の関係者など150人が参加し、一行はまず2階までが吹き抜けになっている
天守としては珍しい構造や、江戸時代の城の縄張りなどの説明を受けていました。

そのあと、国の重要文化財に指定されている高欄櫓に移動し、宿泊した際に提供される
瀬戸内の食材を使った夕食を味わっていました。
昨夜は、実際に関係者数人が天守の1階に宿泊して避難経路や照明など、
安全性の確認を行ったということです。

大洲市などは、木造天守で全国初となる大洲城での宿泊体験事業を来年4月から始める予定で、
利用は1日1組に限定して、宿泊料を1泊100万円以上に設定し、
収益の一部を文化財の保護にあてることにしています。

伍代さんは「非日常的でぜいたくな時間が過ごせた。全国から多くの人が訪れることを祈っている」と話していました。

運営会社の他力野淳代表取締役は
「今までは見るだけだった文化財を活用し、街に人を呼び込みたい。大きなインパクトになる」
と話していました。

11/09 10:34