11日未明、栃木県真岡市のアパートの1室で、血を流して倒れていた20代とみられる男女2人がまもなく死亡し、警察は殺人事件として捜査しています。直前に現場近くで、別の女性が「元交際相手が友人を連れ去った」と警察官に伝えていて、警察が詳しいいきさつを調べています。

11日午前1時ごろ、栃木県真岡市八木岡のアパートの1室で、20代とみられる男女2人が血を流して倒れているのを警察官が見つけました。

男性の胸には包丁が刺さった状態で、警察と消防によりますと、2人は心肺停止の状態で病院に運ばれましたが、まもなく死亡しました。

警察によりますと2人が見つかる直前の午前0時40分ごろ、別の20代の女性がアパートから数百メートルの場所でパトロール中の警察官に声をかけ「元交際相手が友人を連れ去った」などと伝えていて、警察官が女性の話をもとにアパートに向かったということです。

警察によりますと、死亡した2人は女性の元交際相手と友人とみられ、警察は殺人事件として捜査するとともに女性から話を聞くなどして詳しいいきさつを調べています。

2019年11月11日 7時03分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191111/k10012172341000.html