去年、新潟市で小学2年生の女の子を殺害し、線路に遺体を遺棄したとして殺人などの罪に問われている男の裁判で、遺体を解剖した医師が証人として呼ばれ、「少なくとも5分以上首を絞められたと考えられる」と証言しました。

新潟市西区の小林遼被告(25)は、去年5月、小学2年生の女の子(当時7歳)を車ではねて連れ去りわいせつな行為をしたうえ、首を絞めて殺害し自宅近くの線路に遺体を遺棄したとして殺人などの罪に問われています。

今月8日に開かれた初公判で被告は「殺意はなかった」と述べた一方、検察は「首を5分以上絞めて殺害した」などと明確な殺意があったと指摘しました。

11日、新潟地方裁判所で開かれた裁判では解剖にあたった医師が証人として呼ばれました。

医師は遺体の状況について「首に明らかな圧迫のあとは認められないが顔がうっ血していた。少なくとも5分以上首を絞められていて、意識を失ってからさらに2分以上の圧迫があったと考えられる。殺意があったのではないかと感じている」と証言しました。

これに対し、弁護側から殺意の有無を法医学の観点から扱えるのか尋ねられると、医師は「5分以上首を絞めたとしたら一般的になにかの意思があったと考えられ、今回の場合それは殺意ではないかという自分の意見を述べた」と答えました。

裁判は12日も証人尋問が続き、13日は女の子の父親が証人として出廷する予定です。

2019年11月11日 17時12分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191111/k10012172991000.html
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191111/K10012172991_1911111731_1911111737_01_02.jpg

関連スレ
【新潟小2女児殺害】初公判、検察側冒頭陳述「遺体が死後硬直。水筒にお湯を詰めAさんの下半身を温めわいせつ行為に及んだ」
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1573508079/