https://www.sankeibiz.jp/business/news/191113/bsc1911130500011-n1.htm


日産、取り組みの苦戦浮き彫りに 新経営陣に「重い宿題」

2019/11/13 05:00
 日産自動車が発表した中間決算と通期業績予想の下方修正は、同社の業績回復に向けた取り組みが苦戦していることを浮き彫りにした。米国での“安売り”の後遺症など特有の事情に加え、自動車各社が直面する世界的な景気減速が追い打ちをかけており、経営環境は厳しさを増している。次期社長に内定した内田誠氏には、就任直後から業績回復という“重い宿題”がのしかかりそうだ。


 会見した次期最高財務責任者(CFO)、スティーブン・マー常務執行役員は「米国のリカバリー(回復)は路線に乗っている」と繰り返した。確かに、同社が示した米国での1台当たり平均売価は7月を底に上昇。販売会社の在庫も7〜9月期は4〜6月期と比べて2万2000台減ったという。
(リンク先に続きあり)