https://www.bbc.com/japanese/50400206


マクドナルド従業員、世界各地で賃上げ求めスト
2019年11月13日


イギリスのマクドナルド従業員が12日、賃上げを求めてストライキを行った。生活が困難なレベルの「ポヴァティー・ペイ(直訳で貧困賃金)」を終わらせるとともに、より良い労働条件・環境を求めている。

この日はアメリカやフランス、ドイツ、ブラジル、チリでも、マクドナルドの従業員が同様のストを行った。
イギリスでストに参加したのは、ロンドンの6店舗の従業員。マクドナルド側は、スト参加者はイギリス全土の従業員の「ほんのわずか」な人たちしか代表していないと話している。

マクドナルドは現在、アメリカでセクハラへの対応をめぐって従業員から提訴されており、労使のあつれきが浮き彫りになっている。

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イギリスの従業員らは、賃金を現在の水準から3割ほど高い1時間当たり15ポンド(約2100円)に引き上げるよう求めている。

また、若者向け賃金の廃止や、希望者に対する最大週40時間の労働保証、シフトを4週間前までに決定すること、そして製パン・食品関連労働組合(BFAWU)の認知などを訴えた。
(リンク先に続きあり)


https://ichef.bbci.co.uk/news/410/cpsprodpb/D9C8/production/_109625755_49053970736_c1ff5bded8_k.jpg