県立中央病院が過失認め和解金

http://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/20191115/4040003781.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

ことし5月、県立中央病院で子宮筋腫の摘出手術を受けた女性が、その後の検査で
腫瘍の一部が見つかり再手術を受けたことを巡って、県は過失を認め
和解金としておよそ170万円を支払う方針を明らかにしました。

ことし5月、鳥取市に住む30代の女性は、県立中央病院で良性の子宮筋腫を摘出する手術を受けました。
県立中央病院によりますと、手術を担当した医師は、3つの子宮筋腫を摘出しましたが、
その後の検査で5センチほどの腫瘍が残っていることが分かり、女性は、8月に再手術を受けたということです。

病院は、再手術に至った経緯について、手で触れてもわからないぐらい
筋腫が柔らかくなっていたことを要因としてあげたうえで、確認が十分でなかったとして過失を認め、
県は、再手術にかかった費用や慰謝料など、和解金としておよそ170万円を支払う方針を明らかにしました。

手術を受けた女性の健康状態に問題はないということで、県立中央病院では、
手術前の検査の回数を増やしたり、手術後の検査では触診だけでなく、
超音波を用いるなどして再発防止を図るとしています

11/15 19:23