安倍首相の通算在任日数が19日、計2886日となり、
歴代最長記録を持つ戦前の政治家、桂太郎(1847〜1913)と並んだ。

安倍氏は20日には桂を超え、約106年ぶりに記録を塗り替える。

安倍氏は2006年9月に首相に就任したが、第1次政権は約1年で終わった。
12年12月の衆院選に勝利して民主党から政権を奪い返し、第2次政権が発足。
その後約7年間、首相を続けている。

19年8月に戦後最長だった佐藤栄作の2798日を抜き、歴代2位となっていた。

安倍氏の自民党総裁としての任期は21年9月末まで。
20年8月まで政権を維持すれば、佐藤が持つ連続在任日数の2798日も超える。

安倍氏は今月15日、記者団の取材に
「長期政権というのは日々全力を尽くした結果。緩みが出ないか、自らに問いかけつつ、
より緊張感をもって進んでいきたい」と話している。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52322070Y9A111C1MM8000/
https://www.asahi.com/articles/ASMCM2VX2MCMULFA002.html

菅官房長官は19日午前の記者会見で
「経済の再生、外交・安全保障の再構築、全世代型社会保障制度の実現に取り組んできた結果、
あっという間に7年近く来たというのが正直な思いだ」と述べた。
そのうえで、「今後とも、国民の皆さんに謙虚に耳を傾けながら、一つ一つ課題を実現していきたい」と強調した。
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20191119-OYT1T50114/

歴代首相の通算在職日数
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20191119-OYT1T50114/