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ドイツ社民党首、連立懐疑派に
メルケル政権、行方不透明
2019/12/1 05:12 (JST)
©一般社団法人共同通信社


 【ベルリン共同】ドイツのメルケル連立政権の一角を占める中道左派、社会民主党(SPD)は11月30日、西部ノルトライン・ウェストファーレン州の財務相を務めたワルターボルヤンス氏(67)と連邦議会(下院)議員エスケン氏(58)の男女2人のペアが次期党首を選ぶ党員の決選投票で勝利したと発表した。両氏は連立に懐疑的な立場で、12月6日の党大会で党首に選出される予定。

 SPDは、メルケル首相の保守、キリスト教民主同盟(CDU)との連立政権下で存在感が薄れ、支持率が急落。党員の不満は根強く、今回の両氏の勝利につながった。展開次第ではSPDの連立離脱の可能性もある。