https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-50597275


「性行為中に首を絞められた」 英女性3分の1は暴力を経験=BBC調査
2019年11月29日

アリス・ハート、BBCラジオ5ライヴ調査ユニット


合意の下の性交渉で暴力が振るわれるケースが常態化していると、女性問題の活動家が警鐘を鳴らしている。

BBCラジオ5ライヴの調査によると、40歳以下のイギリス人女性の3人に1人は、合意の下のセックスの最中に、叩かれる、首を絞められる、猿ぐつわをされる、唾を吐かれるといった望まない暴力を受けたことがあるという。

また、望む望まないにかかわらず、こうした行為を受けたことのある女性の20%が、混乱したり恐怖を感じたりしたと答えた。

今年大学を卒業するアナさん(23)は、合意の下の性交渉で、しばしばこうした望まない暴力を受けたと話す。
彼女の場合、ある男性との性交渉で、最初は髪の毛を引っ張られたり、叩かれたりしたという。その後、この男性は首に手を巻きつけようとした。

「ショックを受けました。とても不快に感じたし、恐怖も覚えた。もし道端で誰かに叩かれたり首を絞められたりしたら、それは暴行です」

アナさんはこのことを友人に話して初めて、こうした暴力が当たり前になっていることに気づいたという。
「それからというもの、ほぼ全ての男性が少なくとも1つは、こうした行為をしようとした」
別の男性とのセックスでは、同意や警告のないままに首を絞められたと、アナさんは話す。

また、以前のパートナーはアナさんを強引に扱ったため、あざができたり、何日も痛みが続いたりしたこともあったという。

「そういうのが好きな女性がいるのも知っています。問題なのは、全ての女性がそういう扱いを求めていると、男性が考えてしまうときです」

「暴力的で危険な行為」
(リンク先に続きあり)


https://ichef.bbci.co.uk/news/410/cpsprodpb/E6A2/production/_109824095_anna-wide.jpg