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兵庫県西宮市の御前浜(おまえはま)公園(西波止町)の海岸や、近くの西宮マリーナ周辺の海上で、
イワシの死骸が大量に見つかった。2日午前、県尼崎港管理事務所に連絡があり、同事務所が回収している。

御前浜の砂浜には、体長10〜20センチほどのイワシの死骸が海岸線に沿って大量に打ち上げられていた。
周辺は生臭い臭いが立ちこめている。近所に住む40代の主婦は「鳥がいっぱいいて、魚をつついているのを見た。
2日の夜ぐらいから臭いがしている」と困惑した表情を見せた。

同事務所から連絡を受けた市環境保全課の担当者が2日午前に水中の酸素量を調べたところ、通常値だった。
他の種類の魚が死んでいないことなどから、同課は有害物質が原因ではないとみているが、原因は不明という。

同事務所によると、イワシの死骸は甲子園浜にも打ち上げられているという。今後は市とも相談して回収を進めていく。
4年ほど前にも甲子園浜で魚が打ち上げられる事案があった。


御前浜の砂浜に大量に打ち上げられたイワシの死骸=2019年12月3日午前9時19分、兵庫県西宮市西波止町
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