“最大級台風”直撃したら?梅田『最大10m浸水』関空・咲州『全域浸水』新被害想定
更新:2019/12/04 12:06

大阪府は過去最大級の台風が直撃した場合の高潮による被害想定を発表しました。
大阪市内でも最大10m浸水するなど、広範囲に被害が出るとしています。

大阪府は12月3日、大阪の中心部が広範囲にわたり浸水した「室戸台風(1934年)」に
匹敵する台風が、大阪の沿岸部に上陸した場合の被害想定を発表しました。
それによりますと、豊中市などの北摂や、大阪市から岬町までの沿岸部全域など、
府内15市町が浸水するとしています。府の庁舎がある咲洲や関西国際空港の人工島は、ほぼ全域が浸水。
淀川などで洪水が発生し、JR大阪駅などがある大阪市北区では最大10m浸水すると予測しています。

想定の浸水面積は府下総面積の1割にあたり、南海トラフ巨大地震の津波想定の約2倍となります。
大阪府は今回の想定を各自治体の避難経路やハザードマップの作成などに生かしたいとしています。

MBS NEWS
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20191204/GE00030685.shtml