【文化】老舗出版の「創文社」、書籍販売を終了へ。20年めどに解散、惜しむ声続々。『出版は文化』の時代の終焉
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https://www.j-cast.com/2019/12/08374568.html?p=all
老舗出版社の「創文社」(東京都千代田区)は2019年12月、来年3月末をもって書籍販売を終了すると発表した。
SNS上では「実にお世話になりました、残念です」「創文社から出すのが夢の一つだったが間に合わなかった」と惜しむ声が相次いでいる。
■大学予算縮小などが背景
1951年創業の創文社。学術書専門の出版社として、学識者の知を長年支えてきた。
哲学・宗教・歴史・東洋学など人文学系や、法律・法制史・政治学・経済学など社会科学系の専門書を扱い、
『神学大全』(トマス・アクィナス著)や『ハイデッガー全集』などを刊行してきた。
しかし17年3月に、2020年をもって会社を解散すると発表された。大学予算の縮小化による大学図書館への販売低迷や、
学術論文の電子化などが、経営に大きな打撃を与えた。
発表文では、「著者の先生方、および取引業者の方々に、経済的なご迷惑をおかけしないために、この度の決断と相成りました」と説明し、
「日本文化の一翼を担う出版社の経営は、一般企業の経営とは明らかに異なる『こころざし』をもって当たらねばなりません。
しかし、それだからと言って社会の成員としての責任を逃れるものではございません」と無念さをにじませていた。
19年12月には、来年3月末をもって書籍販売を終了するとも発表された。また、一部の刊行物は、講談社や角川書店など他社に引き継がれるとした。
今回の報告を受け、SNSでは「実にお世話になりました、残念です・・・」「本当にお世話になりました。最も励まされた出版社のひとつです」
「創文社から出すのが夢の一つだったが間に合わなかった」と、感謝や惜しむ声が多数書き込まれた。
■出版社の倒産が急増
出版社を取り巻く経営環境は厳しさを増している。
東京商工リサーチの調査によると、19年1〜8月の出版業の倒産は26件と、昨年1年間での22件をすでに上回っている。
同社は急増の背景を、「『出版不況』で雑誌に頼った流通システムが崩れ、『出版』、『取次』、『書店』が負の連鎖に嵌り、
業界構造の改善が遅れたことが大きい」と分析。
「深刻な出版不況に打開策は見当たらない。抜本的な改善ができずに経営体力が疲弊した中小・零細規模の出版業者の倒産は、
『出版は文化』の時代の終焉を示している」と悲観的な見立てをしている。
http://www.sobunsha.co.jp/
2019/12
* 販売終了のお知らせ
弊社の全書籍、2020年3月末日をもちまして販売終了とさせていただきます。
長年のご愛顧ご支援を感謝いたしますとともに、ここに謹んでご報告させていただきます。 >>26
ありがとうよ。今週の忘年会で、さっそく学のない奴らに披露してやるわ。 やりがいのある仕事のイメージを続けてきたから泥船から逃げ出す判断がつけられない人が多く居そうな業界だな 神学大全やヘーゲル全集はどっかが出すだろうけど東洋史と文学側のがなあ
買うもの買っとくか 「廃業した出版社」の書籍権利を法律で国が回収してきれいなJASRAC方式で再配分する仕組みとか割と必要な気がするな
きれいな方法? 廃業した出版社の本を国でデジタル化して図書館化すりゃいい
図書館が古いテープデータを勝手にデジタル化できなくて古い資料が死ぬ問題も解決できるだろ? >>40
同じ用途で使う「老舗(ろうほ)」と「為似せ(しにせ)」という言葉があって
「老舗と書いて『しにせ』と読む」的な言葉遊びが定着して「老舗(しにせ)」になった
「本気と書いてマジと読む」みたいなもんだな
百年後の日本人は「ほ、本気」とかネタにしてかも? >>27
だって、その10代の女の子の表紙のラノベや異世界転生ものをハゲた50以上のおっさんが買ってるんだぜ
そりゃ大学参考書だけでなく、文学なんて滅びるわ >>1
ううむ
お世話になったなぁ、俺も
あとナポレオン文庫にお世話になった >>48
同意
専門書や学術書の出版なくして我が国の進歩なし 売れ筋の小説やら出してる出版社はこの先も生き残る
マイナー書籍ばっかのこういう出版社は無理だろうな 麻生さんが漫画好きとかいうのも
こういうカタブツがあってこそなのに 大学予算だけでなく国民の家計も縮小されてしまったからな
全ては日本を貧しくした自民党の責任だ 本って本当に売れないよ
3000造って新刊委託出しても返本の山 最終的に一橋音羽以外はKADOKAWAしか残らないのか? 必要の無くなったものは消えていくだけ
ノコギリの目立て屋さんも無くなったし、木の桶や樽を作る所もどんどん廃業していったし
良い悪いなんて言ってられない、電子書籍や論文直接読むしかなくなるね
そんなに残念なら、あなたが始めないのは何故? >『神学大全』(トマス・アクィナス著)や『ハイデッガー全集』などを刊行してきた。
これは売れんわ。
萌え娘のイラストめちゃめちゃ入れても厳しそう。 えっ推理文庫の!と思ったがアレは創元社だ
教養でハイデガー読まされて死にそうでしたわ >>72
哲学系は、かわいい系の絵柄で聞き役・教師役を配置して漫画化すると結構受けが良い ゲームブック出してたところがこんな名前だったなあ・・・・と、明らかに違うのも知ってるけどw創土社か 本を読まなくなり、動画サイトで勉強した
気になってるやつらばかり。
少子化以上の問題 >>26
しにせと読むんだとばかり思ってたけど
ろうほとも読むんだな イルミナティ 本屋wwwwwwwwwwwwwwwwww 利益率いい雑誌が売れないから既存の取次システムが崩壊する。物流コストが高い
出版物流は儲からない、 >>77
読んでみたい潜在層は結構いるからねえ
絶望的なとっつきにくさがハードルだから >>38
嫁の分際で、今年も秋ナスを食べたのね!!。 既存の書籍流通が近代化に失敗したので
これからどんどんこうなっていく >>3
出版業者は自分のビジネスモデルを守る以外の行為は絶対にしない。
印刷・配送部門をリストラするぐらいなら会社ごとつぶす方がいいと本気で考えている。 >>1
テレビ、新聞、本といった東京を称えてたオールドメディアは死に体だなw >>48
>きれいなJASRAC方式
国がやったらこうなるワケないだろw >>54
努力をバカにする風潮が蔓延してるのに書物だけあっても意味がない 電子化も結構金と手間が掛かるって話だから、この手の中小出版社は厳しいだろうな >>3 よく分からないけど、6割とは本の売れた利益額の6割もアマゾンが手数料として取っているという意味なの?
もし、そうだとしたら取り過ぎだと思う。
出版業界と印刷業界が組んで誰でも公平に電子出版できる制度に賛成。
アマゾンにここまで席巻されてしまうと、日本の本に関する業界を守ることも必要だと思う。
もちろん、購読者や消費者から見て適切な制度運用がされることが大前提ではあるが。 >>1
昭和26年創業を老舗というくらい
出版社の歴史は浅いんだな 本の虫の俺ですらここ10年ほど紙媒体を買ってない
調べ物や資料収集はネットで済むし書籍は電子書籍だ >>95
それ その程度の歴史で老舗って違和感あるよね >>94
それでもamazon以外に抜かれないから
出版社介するよりは手元に残る額おおいらしいが >>97
哲学書とかを作って売って生きていこうって
すげえアバンギャルドだと思うし
それで60年以上やってれば老舗だよ 私の彼はアパレルの男
(ぱやつぱー)
見た目はいいが、漢字は弱い
(よわいー)
老舗をろうほと読んで
とか、そんな歌を思い出しました >>26
勉強ちなった
出典:デジタル大辞泉(小学館)
ろう‐ほ〔ラウ‐〕【老舗/老×鋪】 の解説
何代も続いている古くからある店。しにせ >>101
それやってた杉村太郎死んじゃったな
若かったのに ここでも自民の悪政か
これは結構日本の土台蝕むかもよ
国立大学解体は致命的 平成の御代ですら大学数って増えてたらしいんだけど
図書館に力入れる新規の大学はそれほど無いってことか。 これは悲しい
学術関係は一冊の値段が高いから、
あまり売れてはないだろうとは思っていたけど 富士美、文苑、茜、ヒット、コア、ワニ…この辺かな俺は >>3
アマゾンが何割取ってるかは守秘義務あるよ? ヘーゲル右派をもっと増やせば潰れることもなかっただろうに。 >>95
老舗出版社といえば
新潮社(1896年創業)とか、春陽堂書店(1878年創業)とか、有斐閣(1877年創業)とかかな
まぁ、ネットで拾った情報やけど >>51
そのハゲたおっさん層が>>1のような専門書は買わないし、
専門書を読む層がラノベを読んだからといって専門書の購買を圧迫しないだろ
大学や研究施設が増えない現状と知の供給が飽和していると考えれば出版の役割が終えたと言える >>96
大体同じだな〜ただ紙の方が見やすい 目が疲れない
読んでて確かめにページ戻るのが便利
エレベーターは 凸ヽ(´ω`)が好き 知障のジャップ族にとっては学術書なんてゴミみたいなもんだからな >>3
11月26日発売 『イスラム2.0』河出新書、
アマゾンは11/23に発売したようだ。
その後数日でどこも一旦売り切れたが、アマゾンは数日で大量に確保した模様で、
いまもバンバン販売してる。
ヨドバシは数日で売り切れて本日も無し。
特別の条件で契約して優先的に確保する仕組みを構築してる? 商店街といいスーツ売りといい逃げ切り老人だけの時代遅れなもんが凄いペースで淘汰されていってる 2020年に日本で一番売れる本を小学館や講談社から出した場合、印税収入はどのくらいになるの?アメリカやイスラエルでもベストセラーだとして 運動会なんかにカネ出す前に、こういうところに予算を使うべきだと思う
それが出来ない国は死ね >>107
そう言えば、数年前に話題になった新設学部の図書館が
これまた話題になってたなあ。
書棚スカスカの上に内容も酷いものだった。
話題になったおせち料理みたいな図書館だったw 黒船アマゾンの貢献も大きいんだろう
ジャップは外圧がなければ無駄なものをいつまでも排除しない 売れなくて在庫抱えるの嫌だからオンデマンド出版にしましたよ 講談社と光文社は合併して1つの会社になった方がいい
週刊誌もほぼ内容が被るので、フライデーに集約してFLASHは廃刊すべき 文化であることは変わらない
中国なら文化大革命で叩きつぶすんだろうけどな
共産主義者はサルなみの脳みそしてるからな 創元社は流行に後れず、幅広いジャンルを広げてるな。 >>124
元講談社の人が立ち上げたのが光文社だから… 値下げ販売を緩和してもいいんじゃないと思うけどね
新品同様でフリマアプリに安く出てるとそっちでいっかなってなるし 吉川弘文館 1857年創業
仏教系専門だと
法藏館 1602年創業 >>129
出版関連の採算は知らんが、書店で見つけた本で1500円超えてると
興味あってもちょっと戸惑うんだよなあ。自分の場合一章立ち読みして、迷いつつ買わないケースが多い。
何かのタイミングで広告見て、これは買おうって本なら3000円オーバーでも出すけど 今だ電子書籍に馴染めない。
眼が疲れるんだよなぁ。 >>133
拡大できるからいいと思わなくもない。
ヨドバシだと電子本は20%ポイント付くはず。 >>112
老舗でいまでも健在のところは、たとえば不動産運用とか
本業以外のところで利益をあげ、その利益を本業につぎこんでいる会社が多いのでは
いまほど出版不況でなかった時代には、たとえば漫画の利益をかたい本につぎこんでいる版元もあったけど、
いまは漫画もだめでしょ
もともと出版は中小零細企業ばかりだし、体力がない オンラインにシフトしたらワンチャンあるのにね
頭が固いとこういうことになる >>1
神学大全やハイデッガーはもったいない
そうそう売れる本ではないけど価値があるからどこか別の版元がひきつぐのかな
原語で読む方法もあるけど、学生さんなどならば日本語訳のほうがいいだろうし
「良い訳書で読めるのならば訳書を読むべし、時間短縮になる
そして日本語訳のない良い本を原書でバリバリ読め」と、わかいころ恩師にいわれた 文科省の補助と中韓留学生で延命されてるF欄私大は残しといても
先も意味もないんだし、こういう学術専門出版社へ補助だしたほうが
いいんじゃないかと思うだよね
採算性は低くても、こっちはぜんぶ無くなっちゃうと学芸文化の振興上
困るとこあるわけでネット移行と運営を費用援助するとかねー(´・ω・`) >>1
>『出版は文化』の時代の終焉を示している」と悲観的な見立てをしている。
東京の地場産業でもあった出版業界の終焉は東京時代の終わりでもある。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています