オフィス仲介大手の三鬼商事が12日発表した11月末時点の東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)のオフィス平均空室率は前月比0.07ポイント低下の1.56%となり、3カ月連続で改善した。月次データの公表を始めた2002年1月以降で最低だった前月の1.63%をさらに下回った。

 大型の解約が少なかったほか、渋谷駅直結の大規模複合ビル「渋谷スクランブルスクエア」のオフィス部分が満室で開業した。三鬼商事の担当者は「オフィスの集約や拡大の需要は高く、低空室率が続く」と予測した。

 3.3平方メートル当たりの平均賃料は0.25%上昇の2万2066円だった。

12/12(木) 14:55配信  KYODO
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191212-00000093-kyodonews-bus_all