2019年12月15日 8時12分
https://news.livedoor.com/article/detail/17528330/

 こんにちは。ライターの高木沙織です。

 かつてグラホ(グランドホステスの略、現在のグランドスタッフ)として6年間勤務してきた私。みなさんも空港で接する、航空会社の地上職員です

 前回は「3年働いたら長いほう」と言われる航空業界の、離職の実態をお話しました。
 今回の17話では、グラホたちの休憩時間についてお話ししていきましょう。当たり前ですが、出勤日は空港内で過ごすグラホたち。チェックインカウンターや出発・到着ゲートでのピシッとした姿は見かけるけれど、休憩時間はどこでどんなことをしているんだろうと想像したことはないでしょうか?

 あ、最初に言っておきますが、「展望デッキで飛行機を眺める」だなんてキラキラ系の過ごし方は出てきませんよ。

◆まずは一目散にトイレへ!

 以前、グラホには膀胱炎経験者が多いとお話ししましたが、本当にこれ深刻。
 出勤し、業務につく前にトイレには行きますが、2〜3時間もしたらまたもよおすじゃないですか。だけど、抜けられない! 行列しているチェックインカウンターを閉めてトイレに駆け込むなんてあり得なかったです。例えお腹が痛くてもね……。

 なので、「こんにちは(トイレ行きたい)。パスポートとeチケットのご提示をお願いします(トイレ行きたい)」と、ひと言話すたびに尿意が押し寄せてきて……。集中力も怪しい状況でよくミスをしなかったと今思うとヒヤヒヤします。

 そんなわけで、休憩に入ったらまず一目散にトイレ。我慢の限界ギリギリだったのは私だけではないはず。

以下ソースで