北アルプスの西穂高岳で大阪府の男性が滑落し、心肺停止の状態で救助されました。
きょう午前11時すぎ、松本警察署に一緒に登山をしていた仲間が稜線から上高地側に滑落したと救助要請がありました。
長野県警のヘリコプターが出動し、午後2時前、滑落した男性を救助し、松本市内の病院に搬送しましたが、男性に意識はなく、心肺停止状態ということです。
登山計画書などによりますと、男性は、大阪府在住とみられ、昨日、関西方面の男女4人パーティーで岐阜県側から入山、きょう西穂高岳に登ったあと、岐阜側に下山する予定でした。
現場は、標高2908メートルの西穂高岳山頂に向かう途中にある標高2701メートルの独標付近ということです。

(12月15日15時30分) SBC信越放送
https://sbc21.co.jp/news/page.php?date=20191215&;pid=0366655