0001ばーど ★
2019/12/16(月) 19:19:00.72ID:iFm1MJ2P9◇
小説家としてデビューした2004年、ある新聞社が授賞式で撮った「ひどい顔写真」がネットに拡散され、おぞましい中傷や性的な愚弄(ぐろう)を受けました。「ブスは身の程をわきまえて表舞台に立つな」と言いたいのだろうと感じました。
私はブスです。自分でもそう思います。だからと言って差別されるいわれはありません。
周囲に相談すると、「あなたはブスじゃない」「気にしないように」と、私の意識を変えるようにアドバイスされました。容姿に関わる本を読むと、美人になる方法ばかりが書かれていました。「ブス側が変わらないといけない」との考え方に違和感を覚えました。
そんなとき、顔にコブがある藤井輝明(てるあき)さんが書いた「容貌障害」に関する本を読み、「ブスが悪いわけではない」と救われました。顔の傷や変形、アザといった、外見に症状がある人たちが周りからジロジロ見られ、就職や結婚が難しいなら、社会の仕組みや雰囲気を変える必要があります。同じように、ブスで生きづらさが生じるのも、本人ではなく社会の問題です。
今はネットを通して、様々な外見があることがわかるようになった。個性的な顔立ちや体形をいかし、前向きにおしゃれをする風潮もあります。(容姿を理由に他の人と違う扱いを受けて苦しむ)容姿差別も減るのではないかと期待しています。
一方で、私のように「美」にあまり興味がない人もいます。「ブスのままでいいよ」と、努力しない選択肢も認めてほしいです。(聞き手・岩井建樹)
2019年12月15日08時00分 朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASMDD5QWTMDDUCLV00H.html
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20191213003115_comm.jpg
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