https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191217/k10012218301000.html

イラン大統領 20日に訪日 安倍首相と首脳会談へ
2019年12月17日 18時48分米イラン対立

菅官房長官は17日午後の記者会見で、イランのロウハニ大統領が今月20日に日本を訪れ、安倍総理大臣と首脳会談を行うことを発表し、中東情勢の緊張緩和と情勢の安定化に向け、幅広く意見が交わされるという見通しを示しました。

この中で菅官房長官は今月20日から2日間の日程でイランのロウハニ大統領が日本を訪れ、20日には安倍総理大臣と首脳会談を行うことを発表しました。

そのうえで「わが国は中東地域の緊張緩和と情勢の安定化に向け、アメリカ、イランを含むさまざまな関係国と連携しつつ粘り強く外交努力を継続している。ロウハニ大統領の訪日の際も、こうした外交努力の一環として幅広く意見交換を行う予定だ」と述べました。

今回の会談で安倍総理大臣としてはロウハニ大統領に対し、日本に関係する船舶の安全確保に向け、日本独自の取り組みとして、中東地域に自衛隊を派遣する目的などを丁寧に説明し理解を得たい考えです。

政府は中東地域への自衛隊派遣について、来週にも閣議決定を行う方向で検討を進めています。

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