彦根仏壇を中国に初出荷

http://www3.nhk.or.jp/lnews/osaka/20191218/2000023497.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

滋賀県の高級仏壇「彦根仏壇」の組合が、販路を求めて海外展開することになり
18日、初めて中国に向けて仏壇を出荷しました。

彦根仏壇は金ぱくをふんだんに使った豪華な装飾が特徴で、国の伝統的工芸品にも指定されています。
しかし、ライフスタイルの変化で仏壇を置かない家庭が増えるなどして需要が落ち込み、
彦根仏壇の売り上げは30年前のピーク時の3分の1以下に落ち込み、業者の数も半減しています。

このため彦根仏壇の組合では、海外に販路を広げようと、日本の工芸品がブームになっている中国で
販売することになり、18日は組合の関係者など7人が、仏壇店の駐車場に集まってトラックに積み込む作業を行いました。
仏壇は大きいもので高さ1メートル80センチ近く、重さは100キロもあり、
店主たちは箱詰めした11個の仏壇をトラックに乗せて出荷しました。

仏壇店の河村春樹次長は「仏壇を嫁に出すような気持ちで、上海でいいご縁があることを願っています。
彦根の仏壇作りの技術の高さを上海に届けたいです」と話していました。

18日出荷された仏壇は来月下旬から上海のショールームで販売される予定だということです。

12/18 11:47