高齢運転者に限定免許や新検査も

http://www3.nhk.or.jp/lnews/shutoken/20191219/1000041634.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

高齢ドライバーによる深刻な事故が相次ぐなか、警察庁は自動ブレーキなどを備えた車に運転を限定する
新たな免許を導入することや、一定の違反歴のある高齢者には免許更新の際に実技検査を義務づける方針を固めました。

警察庁は、おととしから有識者会議を開いて高齢者ドライバーの事故防止について議論を進めてきましたが、
これまでよりも踏み込んだ対策が必要だとして、自動ブレーキなどの安全機能を備えた
「サポートカー」に運転を限定する、新たな免許を導入する方針を固めました。
この「限定免許」は、すでに普通免許などを持っている高齢ドライバーなどが切り替えられるほか、
運転に不安がある人が免許を取る場合にも選択できることになる見通しです。

また、一定の違反歴がある高齢ドライバーには、免許更新の際に実技検査を義務づける方針です。
検査は自動車教習所などで行い、実際に車を運転して一時停止やハンドル操作が
スムーズにできるかをチェックし、免許の更新を認めない場合もあります。
対象とするドライバーの年齢については、75歳以上もしくは80歳以上にすることで検討が進められています。

警察庁はこうした内容を盛り込んだ道路交通法の改正案を、年明けの通常国会に提出する見通しです。

12/19 11:40