2018年、大阪北部を震源とする震度6弱の地震で、ブロック塀が倒れて小学4年の女子児童が死亡した事故で、警察は業務上過失致死の疑いで高槻市教育委員会の当時の担当者らを今年12月20日にも書類送検する方針です。

 2018年6月、大阪北部を震源とする最大震度6弱の地震で、高槻市立寿栄小学校のブロック塀が倒壊し、下敷きとなった女子児童(当時9)が死亡しました。

 建築基準法では、高さ1.2mを超えるブロック塀は強度を補うための「控壁」の設置が義務付けられていますが、倒壊したブロック塀には設置されておらず、市教委による調査や業者による定期点検でも見過ごされていました。

 警察は今年12月20日にも、業務上過失致死の疑いで市教委の当時の学務課長や点検業者らを書類送検する方針です。

2019/12/19 12:00
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20191219/GE00030886.shtml
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