https://www.bbc.com/japanese/50862637


ロシア情報機関の本部で銃撃 1人死亡、5人負傷
2019年12月20日


ロシアの情報機関、連邦保安局(FSB)の本部庁舎で19日午後6時ごろ、銃撃があり、少なくとも1人が死亡、5人が負傷した。同国メディアが報じた。

ロシアのインタファクス通信によると、発砲したのは1人で、FSBの入り口で自動式の銃を使った。武装職員が銃撃犯を殺したという。

治安部隊は、モスクワのルビャンカ広場に面したFSB本部の周辺を立ち入り禁止にし、付近にいた人たちを近くの建物内へと避難させた。


この銃撃の数時間前には、ウラジーミル・プーチン大統領が4時間にわたり、毎年恒例の記者会見を開いていた。捜査当局は関連を調べている。

FSB職員1人が死亡

当初、銃撃犯は3人との情報が流れたが、FSBはこれを否定している。
FSB本部のロビーで2人が死亡し、別の1人は逃走した別のビルで警察と銃撃戦となり殺されたとの未確認情報がある。

保健省がロシアメディアに語ったところでは、負傷者のうち2人は当局職員で重傷だという。
一方、FSBは職員1人が死亡したと明らかにした。このFSB職員が、保健省の言う重傷の2職員のうちの1人なのかは不明。
(リンク先に続きあり)

https://ichef.bbci.co.uk/news/410/cpsprodpb/13D8D/production/_110239218_hi058740255.jpg