TOKYO FMの番組「高橋みなみの『これから、何する?』」で取り上げたTFM+コラム「逆ギレが怖い…マナー違反する『他人の子ども』を注意したほうがいい?」。番組終了後、Yahoo!で記事を配信したところ、コメント欄には予想を超える反響があり、数多くの意見が飛び交いました。今回は、そのコメント欄からいくつかの興味深い意見をピックアップして、たかみなのコメントとともに紹介します。
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子どもが周囲に迷惑をかけているのに叱らない親を目の当たりにしたとき、他人が注意をするのは「アリ」なのかどうか……これはなかなか難しいところ。注意をされた親側からは、こんな意見もありました。

「スーパーでいろんなお菓子や食品を、手に取っては置いて……を繰り返していた息子。『まだ買ってないものはベタベタ触っちゃダメだよ』と注意したのですが、言うことを聞きません。すると横にいたおじいさんが『もっとキツく注意しろ! 食べ物に触ったら汚いだろ!』と怒鳴ってきました。2、3歳くらいの子って、まだ私たちが言うことをきちんと理解ができない部分が多いんです。それをわかっていない他人から強く注意されると、すごくヘコみます……」

子どもに注意するにしても、もう少し言葉を選んでほしい……そんな親側の意見。逆に、親切心から行動したのに、親に逆ギレされてしまうこともあります。番組にはこんなメッセージが届きました。

「以前、駐車場で迷子になっている子を見かけたので、声をかけてサービスセンターに連れていったら、迎えに来ていた親御さんに『勝手に人の子に触るな!』と怒られてしまいました。そのあとも、子どもがフラフラしているところを何度も見かけて、ちょっとムカついてしまい『親ならもっとちゃんと子どもを見ておいて! 何かあってからでは遅い!!』と言いました」

このエピソードに、たかみなは「なんでこんなことが起こるんでしょうか。まずは、お礼を言うのが当たり前では……」とコメント。このエピソードは、子どもが何か迷惑をかけたわけではありませんが、下手に声をかけるとトラブルに巻き込まれるかも……と思ってしまい、見て見ぬふりをするようになってしまうのも分かります。

Yahoo!コメント欄では、子どもを注意しない親側への批判が多く集まりました。

「まぁ言いたいことは分かるが、他人に対して甘え過ぎなんだよな。寛容な心を持てとか、本来叱られる立場の者が言うべきことじゃないよな。多種多様な考え方が増えたことで常識やマナーさえも変わる世の中であっても、他人に迷惑を掛けないってことは基本中の基本だと思う。子どもがすることだから寛容な心で見ているが、やはり親のしつけの問題は大きい」

「親が疲れてて注意できる状態じゃなかったとか、子どもが小さいから言ってもわからないとか言ってるから、周りに注意されるんだよ。疲れてようが小さかろうが、叱るときは叱るのが親の務め。親がちゃんと注意したり叱ったりしたら、周りも『まぁ小さい子どもだけど、ちゃんとした親御さんだな』と思う。少なくとも自分はそう」

親がたまたま注意できていなかった、というのは言い訳。コメント欄には、そんな意見が多く集まりました。どんなときでもしっかりと子どもを見て、いけないことをすれば叱るのが当たり前。それができないのであれば、もし周囲から注意されても受け入れるべき、という意見が目立ちました。

こんなコメントもありました。

「『まだ言ってもわからない』年齢の子は注意するしないじゃなくて、させないように親が工夫するのが大事。ちょっとした工夫で阻止できることもあります。(中略)そのほうが、周りも、お母さんも、そしてお子さん自身も嫌な思いをしないと思います」

“仕方ないでしょ!”という態度でいるだけでは、周りの不満が募るようです。子どもが思うように言うことを聞かないのは誰しも分かっていること。だからこそ周囲は、親御さんたちの「工夫」や「態度」を見ているのかもしれません。

実際に、親に“注意したことがある人”のコメントも。

「私は注意しちゃうほうなんですけど……。目の前にいる子どもを注意しない親から、『まだ小さくて言っても分からないから』『この子は心に傷を負ってるんです。止めてください!』とか言われたことが本当にある。子は親を選べないから仕方ないんだけど、“こんな親に育てられてるからだな、かわいそうに……”と思ってもらえるのは小さい頃だけで、そのうち本人の問題になる。

12/22(日) 12:11配信  全文はソース元で
TOKYOFM
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