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「病院で検査」実はタイ旅行 姫路市議 内縁の妻らと...
カテゴリ:国内
2019年12月23日 月曜 午後7:33

病院で検査のはずが、実は内縁の妻と3泊4日でタイへ。

うそをついて市議会の委員会を欠席した自民党の議員が謝罪。

兵庫・姫路市議会 井川一善議員(49)「虚偽・うそをつくということが、一番あってはならないことにもかかわらず、このようなことをしてしまった」

23日の議会運営委員会で謝罪した、姫路市議会の自民党幹事長・井川一善議員。

うそをついて委員会を欠席したことを認め、委員を辞任する意向を示した。

問題となったのは、12月20日。

井川議員は、議会運営委員会を病院で検査を受けると申告し、欠席した。

しかし、実際は内縁の妻らとともに、知人の見舞いのために、3泊4日でタイに行っていたという。

兵庫・姫路市議会 井川一善議員「海外ということで、いろんな疑念を抱かれかねない、疑義を持たれるのも嫌だということでしてしまった」

井川議員のウェブサイトに書かれた政治理念の1つは、「一生懸命頑張る人が必ず報われ、正直者がバカをみない社会を創ること」。

「正直」とはいえない自らの行為について、井川議員は謝罪行脚した。

兵庫・姫路市議会 井川一善議員「虚偽・うそをつくということが、一番あってはならないことにもかかわらず、このようなことをしてしまった。言い訳になるが、代理を立てられることに甘んじて、都合のいい解釈でしてしまった。政治を志したときの思いをもう一度心に刻み込んで、一からさまざまな課題に取り組みたい」

井川議員は、姫路市議会自民党幹事長の職を辞任するということだが、議員活動については続ける意向を示している。

この問題について市民は、「(信頼とかは?)なくなりますよね、そういうことをされると...。一社会人としてうそをつくこと自体が、人としてどうかなって思う」、「(選挙で)選んだ責任も有権者としてはあるが、辞めてもらったらいいかなって思う」などと話した。

正直者がバカをみないために。

井川議員は、市民の信頼を取り戻せるのか。

(関西テレビ)