江田憲司衆院議員は毎日新聞政治プレミアに寄稿した。横浜市が誘致を表明しているカジノを含む統合型リゾート施設(IR)について「深刻な依存症と治安や風紀の乱れを招く」として断固反対するとしている。

 横浜が地元の江田氏は「現在でもギャンブル依存症の患者が日本には約320万人いると言われ、先進国では最も多いとされている。カジノの影響は既存のパチンコや競輪、競馬、競艇などの比ではない」と指摘。依存症対策で多額のコストがかかるとして、プラスの経済効果だけではなくマイナスも含めた費用対効果を分析すべきだとした。

 また世論調査で一貫して反対意見が多数を占めていることをあげ、「なぜこんなものを強行するのか。バックには利権がある。カジノ、国際会議場、ホテル、多大な投資があることは確かだ。その意味での一時的経済効果はあるが、結局は政治献金になって政治家の利権に化ける」と訴えた。

12/23(月) 9:30配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191223-00000010-mai-pol