業者紹介の行橋市幹部を減給処分

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20191227/5020004771.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

行橋市の幹部職員が、市が管理する施設などの草刈りや樹木のせん定などの事業を、
知り合いの民間業者に発注するよう市の担当部署に口利きをしていたとして、
市はこの職員を減給9か月の懲戒処分にしました。

懲戒処分を受けたのは、行橋市財政課の課長で総務部の池永正行参事(57)です。
行橋市によりますと、池永参事は財政課長に就任した平成29年4月から12月までに、
市の施設の草刈りや樹木のせん定などの事業を担当する部署に対し、自分の親戚が経営する業者を紹介し
「何かあればお願いします」などと口利きをしていたということです。

業者がこの期間に随意契約で受注した事業は、36件であわせておよそ
1000万円にのぼるということですが、市では池永参事の口利きの影響はなかったとしています。

また池永参事は業者から、金銭などを受け取っていた事実はなかったということです。

市では池永参事の行為は、地方公務員としてふさわしくなかったとして、
1月から9か月、減給10分の1の懲戒処分にしました。
行橋市の調査に対し、池永参事は「市職員としてまた管理職として自覚がない行為で大変申し訳ない」
と話しているということです。

行橋市の橋本晃副市長は「あってはならないことで市民の信頼を損ね申し訳ない。
しっかり職員を指導して信頼を回復したい」と謝罪しました。

12/27 19:50