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700キロの巨大な鏡餅を奉納 栃木 高根沢町

ことしもあと2日。新年を前に栃木県高根沢町の神社では重さがおよそ700キロもある巨大な鏡餅が奉納されました。

栃木県高根沢町にある安住神社では、五穀豊じょうと地域の安全を願って、毎年、新年を前に地元の餅米で作った巨大な鏡餅を奉納しています。

30日は神職が境内でフォークリフトを運転し、下の2段の餅を細かな操作をしながら運んで拝殿に供えました。そして、12人のみこや氏子が3段目の餅を担いで運びこみ、いちばん上にのせて巨大鏡餅が完成しました。出来上がった鏡餅はいちばん下の段の直径が1メートル余りで、高さは90センチ、重さはおよそ700キロもあり、参拝に訪れた人たちが早速手を合わせていました。

宇都宮市から家族で訪れた36歳の男性は「初めて見に来ましたが迫力がありました。来年は家族みんなで健康に過ごせればいいと思います」と話していました。

安住神社の荒井清勝宮司は、「ことしは自然災害の多い年でしたが、来年はおだやかな1年になってほしいという気持ちをこめました」と話していました。

巨大鏡餅は来月20日まで拝殿に供えられ、2月3日の節分に参拝者に配られるということです。

2019年12月30日 13時14分 NHK