【脱出ゴーン】「近日中にレバノンで記者会見します！」


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ゴーン被告、レバノンに出国　日産事件で保釈中―近く記者会見も・欧米メディア
2019年12月31日08時56分


弁護士事務所が入るビルを出る日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告＝２０１９年３月６日夜、東京都千代田区
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　【ニューヨーク時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル（ＷＳＪ、電子版）など複数の欧米メディアは３０日、関係者の話として、会社法違反（特別背任）罪などに問われ、保釈中の日産自動車前会長カルロス・ゴーン被告がレバノンに到着したと報じた。日本から出国した経緯は不明。同被告はレバノン国籍を有する。


　東京地裁はゴーン被告の保釈を決定する際、住居制限や海外渡航の禁止などの条件を付けていた。

　関係者の一人はＷＳＪ紙に、ゴーン被告が日本で公正な裁判が受けられると確信していないため出国した、と説明した上で「（被告は）産業・政治的な人質であることにうんざりしている」と語った。被告は近日中に現地で記者会見を開くという。

　東京地裁で公判に向けた手続きが進んでおり、この春にも金融商品取引法違反事件での初公判が開かれると見通されていた。