外務省幹部は31日、日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告が日本から国籍があるレバノンに出国したとの報道に関し「渡航の有無など事実関係を確認中だ」と取材に答えた。日本とレバノンは犯罪人引渡条約を結んでいないとして「基本的には相手国の理解を得ないと被告人は引き渡されない」と述べた。

 同時に「現段階で、レバノン政府が協力的かどうかは不明だ」と語った。

2019.12.31 13:44
https://www.sankei.com/politics/news/191231/plt1912310003-n1.html
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