36人が犠牲になった京都アニメーション放火殺人事件で、現場となった同社第1スタジオ(京都市伏見区)の内部の解体工事が、7日までに始まった。

 現場では、昨年11月から解体に向けた準備作業を進めていた。建物本体の解体工事は今月下旬から始め、春に終了する。

 7日は午前9時ごろから作業を開始。鉄筋コンクリート造りの3階建ての建物はシートで覆われ、フェンスで囲んだ作業スペースにはトラックや作業員が出入りした。

 スタジオの跡地については、地元町内会が昨年12月、不特定多数の人が訪れる公園や慰霊碑、石碑などを造らないよう求める要望書を京アニに提出している。

京アニ、スタジオ内部解体始まる 放火殺人事件の現場、春に終了
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