新聞や雑誌、フリーランスの記者、編集者らで作る「食生活ジャーナリストの会」(小島正美代表、会員約160人)は、2019年の「食の十大ニュース」を発表した。会員の投票で毎年末、食にまつわる大きな出来事を選ぶもので、1位は「食品ロス削減推進法の施行」だった。

 節分で食べる恵方巻きが売れ残り、大量に処分されたことが社会問題になるなど、まだ食べられる食品を廃棄する食品ロスが注目されるようになった。こうした中、19年10月に削減推進法が施行され、国として対策に取り組む動きが強まった。

 2位は、ゲノム編集食品の製造に関する厚生労働省の届け出受け付けが10月に始まったことが入った。高血…

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毎日新聞2020年1月6日 東京朝刊
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